山水路考

本の記録です。

薄明の終わりて秋の一つ星/多読記(11)

長男は晴れている限りいつも星空の撮影をしている。

昼は、星の話をずっとしている。
「薄明」は、太陽が沈んでからまだ明るさが残っている時間帯。

それが終わってから本格的に星空観察タイムに入る。

日没の時間だけではなく、薄明の終わる時間も気にしている。

「晴れ」のなかでも「雲のない晴れ」にこだわる。

 

雑誌『星ナビ』をはじめ多くの本を参照しているが、特にこの『星の辞典』を読み込んでいる。

有名ではないが、本屋さんで実際に手に取って何かしっくりきたらしい。

 著者は天文学者ではなく編集畑にいた人。

読みたい情報がバランスよく、読みやすく収められている感触がある。

なにより装丁が美しくて手に取りやすい。

 

星の辞典

星の辞典