山水路考

本の記録です。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『鹿男あをによし』万城目学

奈良が舞台なので読む。 ドラマ化もされていて、劇中で出てきた鹿ロボットが市の観光案内所に置かれていた時から気になっていた。 なるほど、坊ちゃんと奈良とファンタジーを組み合わせるとこうなる! ほぼ前知識無し、後半は結末が気になって一気読み。 キ…

『行為の哲学』有福孝岳

学生時代、道元を読むゼミでお世話になった有福先生の本を、閉店間近の古書店で見つけ、買う。 西洋哲学を“行為’’をキーワードに概観する本。 『行為の哲学』有福孝岳,情況出版 目次 行為とは何か 行為の歴史性 倫理とはなにか 実践哲学の復権 支配の基礎と…