一箱の本を持ち寄り秋麗/多読記(22)
久しぶりに日曜日の 一箱古本市。
店主のみなさんとプチ近況報告しながら、本を買ったり、お菓子を買ったり。
多読ジムで話題に出た『五重塔』『アメノウズメ伝』に加え、『善の研究』も買ってみる。
これも20年越しの未読本である。
帰ってきて長男に見せると、幸田露伴はクイズノックの動画に何回も出てきたからおぼえてしまったという。
どんなクイズだ?
なんにしろ親しむのはよいことだ。
表紙読書で、幸田露伴は1867-1947、西田幾多郎は1870-1945と知る。
ほぼ同時代人だったのか。
『五重塔』を開くと、プルーストもびっくりするぐらい一文が長い。
『アメノウズメ伝』はすらすら読める。
鶴見俊輔さんは1922年生まれ。世紀をまたいでいる。「地」の違いを感じる。