思うさま蜜柑啄むメジロかな(31)
小1の娘「あのね、今日学校で習ったんだけど、ひらがなより漢字のほうが先に生まれたんだって。カタカナはひらがなより後なんだって」。そうなのだ。
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イシス編集学校輪読座「白川静を読む」、ようやくキャッチアップする。
最初に、バジラこと高橋秀元輪読師が伝える輪読のカマエが語られた。
輪読の祖、広瀬淡窓は独創的な解釈を望んだ。
誰かの真似をするのではなく、自分が独自に感じたことを重視する。
「誰かがこう言ったから、こうだと思います」ではダメ。
知識は読書の邪魔。
知識のために読むのではなく、読んでワカルことが大事。
そして、読んだ後は、読書を通じて直接感じたことを表現する。
これからの先生は、今まで誰も言ったことのないことを重視しなければならない。
読めないところは飛ばしてOK。
読み違いOK。いやむしろ「読み違い」なんてない。
著作に込められている輪郭や構造を理解することが大事である。
輪読はバジラ師 年表を読むところからはじまった。
「年表は独自のものをつくらなきゃいけないと思っている。
既存の年表は参考にしてもいいが、自分でつくるのがおもしろいんですよ」