山水路考

本の記録です。

春の夜更かしは薄明に追い立てられる

グレゴリー・ベイトソンの『精神の生態学』、やっと読み始める。 

序文は娘のメアリー・キャサリンベイトソン
ずっとグレゴリー・ベイトソンの会話相手役だったという。
「世に万円している種類の知の外側に踏み出て、問題を問いつめようとする者には、純真な子供こそが対話者として必要だったわけだ」(4p)
子供は「外」からの眼をもって、既存のシステムをやすやすと破壊してくれる。
私はそれほど少子化を悲観していないけれど、こういう点では気になっている。

精神の生態学

精神の生態学