2021-07-27 中国の面影。『霊山』 霊山 作者:高行健 集英社 Amazon ノーベル文学賞作家でありながら、一時期母国・中国では発禁になっていた高行健(ガオ・シンヂェン)の長編小説。 難解と前評判で聞いていたが、私にとっては心地よい読中感覚を感じる小説だった。 村上春樹にどこか似ているような気がする。 最近、多読ジムつながりで、中国の物語やノンフィクションをまた読み始めている。 何も知らないまま語りすぎることを怖いと思う。