山水路考

本の記録です。

中国の面影。『霊山』

 

 

ノーベル文学賞作家でありながら、一時期母国・中国では発禁になっていた高行健(ガオ・シンヂェン)の長編小説。

難解と前評判で聞いていたが、私にとっては心地よい読中感覚を感じる小説だった。

村上春樹にどこか似ているような気がする。

最近、多読ジムつながりで、中国の物語やノンフィクションをまた読み始めている。

何も知らないまま語りすぎることを怖いと思う。